キレイにし隊! お部屋編
気づかないうちに付いてしまった汚れの原因と清掃方法
場所 | 症状 | 汚れの対処方法 | 清掃用洗剤 | 清掃用具 |
床 | 畳のシミ | カビ、垂れこぼし | 洗剤 | 道具 |
カーペットのシミ | カビ、垂れこぼし | 洗剤 | 道具 | |
気になる臭い | タバコ、ペット、飲食物 | 洗剤 | 道具 |
エアコン | 悪臭 | エアコン内部のカビ、ホコリ | 洗剤 | 道具 |
黒や緑の付着物 | カビ | 洗剤 | 道具 |
畳の汚れとは(黄ばみ)
知 識 | 青かった畳が月日と共に黄色っぽく退職していくのは、い草(植物)の葉緑素が日光などの紫外線で壊されることによるものです。 畳の劣化が原因で変色しているわけではございませんので特に問題はないのですが、色味が気になる場合は以下をお試しください。 |
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解決方法 | 1Lのぬるま湯に大さじ2杯の抹茶を溶かし、タオルや雑巾を漬けて固く絞った後、畳の目に沿って拭くと数日で新品に近い青い畳に戻ります。 |
日常清掃 | 定期清掃時に、タオルや雑巾にレモン汁を数滴付けてから拭くと畳の黄ばみを防ぎ、長持ちさせることができます。 |
畳の汚れとは(油汚れ)
知 識 | クレヨンの落書きやチョコレートなどは油分が固まった汚れです。 水などの水分を使用して除去しようとすると畳に染み込みますので絶対に使用しないでください。 |
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解決方法 | 油分が固まった汚れには粉末クレンザーや歯磨き粉を使用します。 取り除きたい部分に歯磨き粉を置き、畳の目に沿ってハブラシで優しくブラッシングします。 少しすると歯磨き粉に汚れが移動しますのでそれを乾いた雑巾などで拭き取ります。 これを汚れが落ちるまで数回繰り返します。 |
日常清掃 | ちょっとした油汚れにはクレンジングウォーター(水性)も使用できます。 オイルフリーでアルコールの入ってる物なら拭き取り後もすぐに水分が揮発しますので、シミになりにくく、短時間で除去できます。 |
畳の汚れとは(焦げあと)
知 識 | タバコや蚊取り線香の火などで畳が焦げた場合は放置せずに、取り替えまでの間、少しでも目立たないようにしておくと見た目の不快感が軽減されます。 |
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解決方法 | 焦げた(炭化した)畳を元に戻すことは出来ませんので、熱で変色してしまった部分の色を馴染ませるのが良い方法と言えます。 オキシドールをガーゼなどに染み込ませて焦げ跡を拭き取ると、拭いた部分が脱色されて目立ちにくくなります。 焦げた部分が臭う場合などはマイクロゲルのイエローを噴霧すると臭い物質を吸着&性質変換してしまうので臭わなくなります。 |
畳の汚れとは(インク・墨のシミ)
知 識 | インクや墨などを畳にこぼしてしまうと思わず拭き取りたくなりますが、逆に塗り広げてしまいますので、雑巾などで拭き取らないようご注意ください。 |
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解決方法 | 乾燥すると除去が難しくなるので、できるだけ早い段階でティッシュなどを素早く置いて水分を吸収させます。 編み目などに残っている場合は、塩を振りかけて水分を吸着するようにしてください。 撒いた塩は、乾いた雑巾で拭き取るか、掃除機などで吸引して取り除いてください。 |
畳の汚れとは(こぼした飲み物)
知 識 | 飲み物をこぼしてしまった場合は塗り広げないようご注意ください。 また、ジュースなど糖分を含んだ飲み物をこぼすと畳の質感が低下するっだけでなく、雑菌の繁殖などの原因にもなりますのでご注意ください。 |
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解決方法 | こぼした段階なら、すぐに乾いたタオルで吸収してください。 その後、濡れたタオルなどで畳に水分を含ませて飲み物の糖分や色素などを薄め、またすぐに乾いたタオルで水分を吸収します。 畳が濡れた状態だとカビや雑菌の発生を促しますので、必ず乾燥させてから作業を終了してください。 尚、こぼしたジュースなどがシミになっている場合は、オキシドールをガーゼに含ませ、拭き取って(脱色して)ください。 |
畳の汚れとは(カビ)
知 識 | 畳に発生するカビは以下の3つの条件が揃うと繁殖します。 ①カビの食事(い草)となるものがある ②室温が20℃~30℃ ③湿度が65%以上 客室に畳が使用されている場合は②の管理が難しくなりますので、使用しない時間帯に湿度が60%以下となるよう換気や除湿を心掛けてください。カビの発生や繁殖を抑えることが出来ます。 |
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解決方法 | 軽度のカビが発生している場合は、湿度の低いよく晴れた日に換気を良くして掃除機をかけて吸い取ります。 その後、雑巾などでしっかりと乾拭きをしてください。 重度のカビが発生している場合は、湿度の低いよく晴れた日に換気を良くして掃除機をかけて吸い取ります。 (取りきれない場合はハブラシや目地ブラシなどでかき出します) その後、消毒用アルコールを含ませた雑巾などで拭き上げます。 アルコールは揮発性があるのですぐに乾燥しますが、気になる場合はさらに乾拭きしてください。 |
カーペットの汚れとは
知 識 | カーペットの汚れは、液体などをこぼしてできるシミ汚れ以外にも、固形物が付着してできる汚れ、ホコリの蓄積による汚れ、日焼けによる変色(褪色)などがあります。 シミの種類によっては一般的な洗剤では落ちにくいものもありますので取れにくい場合は汚れごとに洗剤を変えることが必要です。 落ちにくい汚れ…血液・コーヒー・紅茶 等 取れにくい汚れ…ガム・シール等粘着質の物 等 |
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解決方法 | ■簡易清掃(水や洗剤をあまり使用しない清掃) ① カーペット用掃除機でホコリや砂を取り除きます ② カーペット専用洗剤をカーペット全体にスプレー ③ 洗剤を噴霧したカーペット用パッドを専用ポリッシャーに装着 ④ カーペット表面を洗浄 ⑤ 濡れている間にカーペット用目立てブラシで整毛し自然乾燥させる ■本格清掃(水や洗剤を使用する清掃) ① カーペット用掃除機でホコリや砂を取り除きます ② カーペット専用洗剤をカーペット全体にスプレー ③ 洗剤を噴霧したカーペット用パッドを専用ポリッシャーに装着 ④ カーペット表面を洗浄 ⑤ カーペット用リンサー(濯ぎ機)で吸水 ⑥ 濡れている間にカーペット用目立てブラシで整毛し自然乾燥させる |
日常清掃 | カーペットに付いたシミ等の汚れを取る方法は、タオルなどに汚れを移すか、汚れを水で薄めて吸い込むのが一般的なやり方です。 軽い汚れを取るには、シミに専用洗剤を付けてから乾いた吸水性の良いタオルを乗せ、しみとりブラシ等で上から軽く叩いて汚れを移し取ります。 |
エアコンのカビや汚れとは
知 識 | エアコンのアルミフィンや送風口など、ホコリが溜まりやすく湿気を含みやすい場所にはカビが繁殖します。 カビは湿度が5℃でも発生し、25℃前後で最も繁殖します。 また、湿度に関しては65%以上で発生し、80%以上が最も繁殖します。 エアコン内部にホコリなどがあればそこで雑菌やカビ菌が活性化し汚れとなります。 |
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解決方法 | エアコン内部の汚れやカビは外装を取り外してから洗浄ポンプを使用して除去します。 基盤等は水に塗れると故障の原因となりますので必ず養生を行ってください。 その後、エアコン内部のフィンを露出させた状態でエアコン洗浄用のカバーを取り付けて洗剤を噴霧し、高圧洗浄機を使って洗い流します。 尚、洗浄後にカビ防止剤を塗っておけば長期間にわたりカビや臭いの発生を予防します。 |
日常清掃 | エアコンなどフィルターがある物に関してはこまめに掃除機等で吸い取りホコリや汚れが残留しにくい状態を保ちます。 もし黒や緑色のカビを発見した場合はすぐに増殖しますので、早急にカビ取り剤で除去してください。 |
部屋の気になる臭いとは
知 識 | 臭いの原因は多々ありますので、何が原因なのかを突き止めることが消臭の第一歩となります。 また、原因物質は速やかに取り除き、場合によっては殺菌処理を行う必要があります。 |
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解決方法 | ■臭いの原因に合わせた消臭剤を噴霧または設置してください。 ■動物死臭や排泄物、生ごみ等による悪臭には有害微生物が含まれており、除去後も悪臭が残りますので塩素系消臭剤(スメール)などで有害微生物を確実に除菌・分解し、消臭してください。 ■長期間使用していない配管などから下水臭がする場合は配管内の水が蒸発してしまっていることが考えられますので、防腐剤や防カビ剤を含んだ蒸発防止剤(ピュアブロック)を使用してください。 |
日常清掃 | 日常的に使用されている屋内であれば、一般的な清掃方法で充分に予防可能です。 もし、原因が発生した場合には速やかに除去してください。 |
水あかとは
知 識 | 水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が(水が蒸発した後)固まったものです。 蓄積することで水の排出をせき止めるので、どんどん蓄積し線を描いたような白っぽいかたまりになります。 |
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解決方法 | 触っても凹凸が分かるようなひどい水あかの場合は、研磨用スティック(ポリッシュバー等)や研磨用パッド(ダイヤモンドパッド等)である程度先に削り、残った水あかは酸性洗剤で除去します。 |
日常清掃 | カルシウムやミネラル成分を含む水分がある場所には、必ず水あかが発生しますので完全に防止する事は難しくなります。 ただ、水分を停留させない状態(こまめな拭き取りや水切り)であれば水あかは予防できます。 |
ウロコ(燐状痕)とは
知 識 | 窓ガラスやカガミの表面が水滴の痕のように白っぽくなってしまう汚れをウロコ状の水あか(鱗状痕)と言います。 鱗状痕は水に含まれている「カルシウム」や「マグネシウム」「ケイ素」等が乾燥してガラスやカガミに残り、それが白っぽいウロコ状の汚れとなったものです。 特に水分が常時発生している場所ではカガミの成分であるケイ素と水の成分であるケイ素が結合してしまい、より一層取り除くことが難しくなってしまいます。 |
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解決方法 | ウロコ落とし専用の洗剤(クリンカ、ウロコクリーナー)で結合を外し落としやすくしたり、微細クレンザー(しゃらく・ダイヤモンドクレンザー)や研磨材(ダイヤモンドシート、ダイヤモンドパッド)などで物理的に取り除くことが可能です。 |
日常清掃 | ウロコは放置するとガラスやカガミと強固に結び付きますので、普段より水切り用のスクイジーで水分を落としたり、クロスやタオル等で水分を除去することが最大の防止策となります。 |
サッシの汚れとは
知 識 | アルミサッシは土砂以外にも雨水や排気ガス等の汚れが蓄積しやすい場所です。 その為、長期に渡り放置しているとカビや雑菌が繁殖し、通常は腐食しにくいアルミ素材でも金属腐食が発生してしまいます。 また、土砂が溜まると窓や網戸を動かすたびにレール部分に傷が付いてしまいますのでご注意ください。 アルミ自体は錆びにくい素材ですが、汚染物質の付着により斑点状にサビが浮き出たり、金属からサビをもらうこともあります。 |
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解決方法 | アルミサッシ(レール部分)に溜まった土砂や細かいゴミは、みぞブラシや幅の狭いブラシで掃き出します。 既に固まってしまってブラシでは取りにくい汚れはミゾすくいやケレンなどでこそぎ落としてください。 また、もらいサビなどがある場合は中性のサビ取り剤を用いて除去してください。 塗膜を傷つけると腐食につながりますので、作業時はご注意ください。 |
日常清掃 | 乾いたタオルやクロスなどでレールを軽く拭き上げてください。 洗剤を使用する場合は、金属の腐食を避けるため中性洗剤を使用してください。 |
木部のアクとは
知 識 | 執筆中… |
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解決方法 | |
日常清掃 |
粘着物質・テープ痕とは
知 識 | 床にこびり付き、固化したガムや粘着物は除去するのに手間がかかります。 特にカーペットに絡み付いたついたガムを除去する際は誤った方法で広げないよう注意してください。 |
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解決方法 | 粘着性のあるテープ痕は、溶解作用のある洗剤で粘性がゆるむので、十分に浸透したら拭き取ります。 除去範囲が狭い場合はスプレー缶のシールはがし(溶解タイプ)などを使って簡単に除去できます。 また、除去範囲が広い場合は液状の除去剤をシール痕に塗り広げ、十分に浸透したところでケレンやデッキブラシ等で擦り取ります。 カーペットなどに付着しているガムを除去する場合は、専用のガムリムーバー(凍結タイプ)でガムをしっかり固めてしまってから金槌などで砕いて取り除きます。 それでも残っているガムについては溶解タイプのガム落としで軟化させながら取り除いてください。 |
日常清掃 | 床に付いた粘着物は歩行等ですぐに広がりますので、見つけ次第除去してください。 |